2017年9月の読書記録

9月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:3101
ナイス数:248

書物学 第11巻 語りかける洋古書書物学 第11巻 語りかける洋古書
読了日:09月02日 著者:



長崎の教会長崎の教会感想
先生から拝借 ◆『鉄川与助の教会建築』感想とほぼ同じ。今回のご指導で促された「花のモチーフ」は、ワタクシ的に脈なし才能ナシで申し訳ないとしか ◆本年初頭の長崎プチ調査旅行の主目的は、数少ないきりしたん絵画《雪のサンタマリア》を見ることであったが、初めて訪れたかの地では皿うどんを爆食いしつつも美術的にいろいろ思うことアリ。この研究、死ぬまで続けていったら何が見えてくるのだろうと考え続けた。しかしいわゆる「教会群」への訪問は日程の都合もあって到底適わず。いずれ論文や仕事に追われなくなった暁には必ず、と
読了日:09月03日 著者:白井 綾


鉄川与助の教会建築 (LIXIL BOOKLET)鉄川与助の教会建築 (LIXIL BOOKLET)感想
先生から拝借 ◆主担当教員のT先生とマンツーマンゼミ決行。研究対象物件にゃさまざまな「花」が刻されているのだが、たとえば長崎の教会には「椿」のモチーフが多用されていることの例示としてお持ちいただく。西欧を離れた宣教先におけるキリスト教の表象、奥深し ◆だが私は日常的に「花」なるものにほとんど興味を持っていないため、描かれたり彫刻された花がチューリップなんだか菊なんだか椿なんだかち~~ともわからず、勘も働かず。「え、ぜんぶバラっしょ?」みたいな奴なので、先生もそっち方面からの攻撃を諦めなすった。申し訳ない
読了日:09月03日 著者:林 一馬,川上 秀人,土田 充義,鉄川 進,山田 由香里


イタリア学会誌 Vol. 65 (2015) イタリア学会誌 Vol. 65 (2015) 感想
児嶋由枝先生論文「日本二十六聖人記念館の《雪のサンタ・マリア》とシチリアの聖母像」webにて入手、熟読 ◆ここでも「土を掘ってみたら……」と「牛があっちだというので……」(いずれもシチリア・フランコフォンテの聖母像発見譚)が出てくる ◆主題は長崎《雪のサンタ・マリア》のオリジナルがフランコフォンテの聖母ではないか、という話であるが、個人的興味としては、ずっと「なんで?」と思っていた長崎版に貼り付けられた紙片の理由に強く引かれる。実際に掘り出されたマリア像の傷が、繰り返されるコピーに残存し続けたことは驚異!
読了日:09月03日 著者:イタリア学会


ちいさいおうち (岩波の子どもの本)ちいさいおうち (岩波の子どもの本)感想
子供のころからもう何十回読んだことか……2年前、百歳を超えて大往生を果たしたおばが、幼稚園児の私に買ってくれたのが最初の一冊。50年以上も前のことだ。惜しくもそれ自体は失ったが、その後あらたに購入し今に至る ◆実は本書の訴えるところとは180度異なる思想を持つ人間に成長してしまった私であるが、NHK教育テレビでアニメにもなったこの物語の主題歌「ちいさいおうちはおかのうえ ちいさいおうちはおかのうえ ちいさいおうちはおかのうえで……」がふとした瞬間頭をよぎるのはなんでかな? いや、自分を信じてはいるけれど。
読了日:09月03日 著者:バージニア・リー・バートン


日本人だからこそ「ご飯」を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる (講談社+α新書)日本人だからこそ「ご飯」を食べるな 肉・卵・チーズが健康長寿をつくる (講談社+α新書)感想
図書館 ◆このごろ記憶力がガンと落ち日常にも支障。おいおい修士論文執筆中に認知症かよそれとも精神病か、と悩み、とりあえず精神科への紹介状を貰ってきたところ……だがまずはこの食事に挑戦だ! なんつっても私の本来の嗜好に合ってるんで楽勝! ◆本書でエビデンスを挙げて否定している現在のいいかげんな栄養理論、「やっぱり」と大いに賛同。最近、別の場所で別のエビデンスに触れる機会があって大いに納得したのだが、両者が補完する形となったからだ。旧来の栄養学への攻撃は今はしない。まず自分の体で「実験」して確かめないと!!
読了日:09月06日 著者:渡辺 信幸


愚行録愚行録感想
図書館 ◆最近小説読むのがめんどうくさく。だが映画があまりに面白かったので ◆原作に当たってみて、映画のキャスティングがいかに成功していたか思い知る。また実のところ、映画のはしょり具合が絶妙であったこと、さらに「兄」がとるトドメともいえる行動のあり方も映画のほうがスマートで意表を突くものであったことがわかる。とはいえ、このしっかりした原作があってこその映画であったのだ。スピード感あるイヤミス ◆それにしても映画の主要キャストであるK、バカなことしてくれた。もっとも、事件が好演に華を添える形になったのだが
読了日:09月07日 著者:貫井 徳郎


ヴァロットン  冷たい炎の画家 ヴァロットン  冷たい炎の画家 感想
図書館 ◆ゼミ友が来月、ヴァロットンで学会発表するので私もちょっとお勉強。3年間ずっと彼女から話を聞いてきたヴァロットンだが、実は網羅的に作品を見たことがなかった(数年前のこの展覧会にも行きそびれたしね)。ヴァロットン、どうみたって家庭なんざ好きじゃないよねコレ(笑)
読了日:09月10日 著者:


毛糸だま 2016年 春号 No.169 (Let's knit series)毛糸だま 2016年 春号 No.169 (Let's knit series)感想
図書館 ◆ちょっといいなと思ったストールがあったので借りてきたけど、よく見たらこれは違う感。残念。しょーがないよねこればっかりは。
読了日:09月10日 著者:


中国女神の宇宙中国女神の宇宙感想
図書館 ◆媽祖サマについて知見を得るために借り出し。たぶん他の神々もそうだとは思うが、とにかく媽祖サマが「伝われば伝わるほどパワーアップ」するのが面白い! そしてこんにち、媽祖サマはいわばvoyageの神であるから、海は渡らないが空を飛ぶ私にとって「航空の神」にもなりつつある! なんかすげー 今週末からの旅行、千里眼氏、順風耳氏とともによろしくお守りお願いします!!
読了日:09月10日 著者:過 偉


世界の教会世界の教会感想
イエズス会系ファサードを探して。ちょっと見当たらず……いや、南米にいくつかソレ系あれども、私の力じゃ今は語れず、泣く泣く却下……もっとも、ピナクルの形状が研究対象物件に似たゴシック建築など発見し、つくづく、「時代」「様式」っちゅうのはファサードのようにエンタブラチュアできれいに分節できるような代物ではないのだな、と。がんばろ。
読了日:09月10日 著者:ピーピーエス通信社


YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2017年 10月号【動画ダウンロード・カード付】YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2017年 10月号【動画ダウンロード・カード付】感想
図書館 ◆巻頭たかみー特集はギターだけ見てすっとばし、アーチエネミーインタビュー斜め読み。ちょっぴりパンク回帰だとか。ニューアルバム聞きたくなってきた♪ ◆だがわたくしは、マカオ現地調査のまとめもまだまだ終わらねえってのに、明日はバンドメンバーのおばちゃんたちとともに『BABYMETAL 巨大キツネ祭り SSA』に出陣じゃ~~~♪♪ 物販に並ぶのは14時を予定しております♪♪ あーもー楽しみで今夜眠れない……ソレソレソレソレ!! セイヤセイヤで戦っちゃうよ~~~♪♪
読了日:09月26日 著者:


都知事失格都知事失格感想
図書館 ◆仕事関係で読んでおいたほうがよいかとシブシブシブシブシブシブシブシブ読みはじめるも第一章で挫折。ポピュリズムが自分を貶めたのだとか言ってるが、あんたなんかやれ国際政治学者だ政治家だとさかんに自称しつつその中身はポピュリズムのおかげでずーーーっとゴハン食べてきたマスコミ芸人じゃないのかい?? 何が都政の停滞だ、東大卒のその弱ヨワのカラッポ頭で都政を停止させたのはあんただろうが ◆30ページぐらいでこの憤り。読みきれませんよ私には ∈(´_________________`)∋ビローン
読了日:09月26日 著者:舛添 要一


マカオの歩み (IMAGES OF ASIA)マカオの歩み (IMAGES OF ASIA)感想
第8章「教会と寺院」再読。建築物を研究対象に据える以前はテキトーに読み流してた部分 ◆まず著者がヌニェスであったことに吃驚。研究対象物件の現在の研究の第一人者である彼の今日の主張の萌芽が前世紀に書かれたこの包括的マカオ紹介的な著作にしっかり記されている ◆19世紀半ばのチナリーのスケッチに多くを求めざるを得ないマカオの建築物研究であるが、16世紀末~17世紀半ばのイエズス会建築のほとんどは改築され、ポルトガル入澳当時の様子を具体的に思い描くのは多くの古地図に当たってさえ難しく。もう少しがんばろう……
読了日:09月29日 著者:セザール ギーエン・ヌーニェス


Macao's Church of Saint Paul, A Glimmer of the Baloque in ChinaMacao's Church of Saint Paul, A Glimmer of the Baloque in China感想
2017年3月マカオ博物館書店にて購入 ◆マカオ返還後、研究者がほとんどいなくなっちゃったらしい「聖パウロ学院教会堂ファサード」なんだが、著者は現役第一人者といってよかろう! 著者のスタンスは「当該ファサードを純粋に美術史の文脈で研究した人はほとんどいない」。うん、たしかに。たぶん世界中に著者ヌニェスと私の二人だけかも(笑) ◆ヌニェスの先行論文にも明らかな「当該ファサードはスペイン・ポルトガルからラテアメに至る祭壇ファサードなのだ」という主張がちょっと強すぎるが、近年でこれだけ包括的な研究は他になし
読了日:09月29日 著者:César Guillén Nuiñez

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