坂東スタート! 坂東第十二番慈恩寺
坂東三十三観音霊場 第一回行 「第十二番 華林山最上院慈恩寺」
住所:さいたま市岩槻区慈恩寺139
宗派:天台宗
開基(年):慈覚大師(天長元年 西暦824年)
ご本尊:千手観世音菩薩
(まだスキャンしてないので取り急ぎケータイ写真)
2011年10月16日(日)
【坂東観音霊場巡礼、今日から始めます】
「西国が終わってから……」「いつでも行けるから……」と棚上げにしていた坂東三十三観音霊場巡り、本日から開始することにする。
理由はやっぱり……一番は、母ちゃんが去年の暮れに亡くなったことだろうな。ほんでもって車の運転にもか~なり慣れてきたので、ここは一丁、始めますか、という気になったのだ。
仕事が絶望的にヒマだというのは二番目の理由。今後、どういう人生が待っているかわからないが、少なくとも現在は時間をもてあまし気味なのはたしかだ。だが、ヒマだっていってもいったん仕事が入れば一週間や十日は外出できない生活が続くのはザラなんだから、とにかく始めようと思ったときが吉日。
【道中記】
日曜日なのに道路は上も下もスカスカ。快適。
ETCっていつもちゃんと作動するかどうか心配。この日も一度だけだがカーナビ嬢に「ETCゲートが利用できません」と脅かされてヒヤヒヤ。もうETCゲートに入っていたのでどうにもならず、いいやこのままで、と進んでみたら何も起こらない。
ETCやカーナビは、命を預けるに足る性能が必要なのだと考える。
【慈恩寺ってばそりゃ三蔵法師じゃないですか!!】
慈恩寺本堂の印象を一言で表すと……ふ、ふつーとしか言えない。データどおりである。データ以上でも以下でもない。しかし、行かねばわからないのだ、全ては。
これまでかなりの略式でやってきた札所めぐりだが、坂東からはもう少し真面目に手順を踏んでお参りしようと思う。だって今回は「先祖供養」という本気の願があるのだ。父と母の冥福を本気で祈るのだ。私の計算だと、これまで私が回ってきた観音様のお力で、二人とも輪廻の輪っかから離脱して成仏したはずなのだが、もしかするとまだ足りないかもしれないじゃないか。
手を洗い、お線香を供え、ろうそくは飛ばしたけど、お賽銭を供え、鐘を鳴らし、ちゃんと声を出して般若心経を唱える。おっとお札納めるのを忘れた、後になっちゃってすんませんです観音さま。
納経所にいらした若いお坊様お二人がものすごく親切。数々の札所を巡ってきたが、お茶を出してくださったのは初めてだ! 前代未聞である。
巡礼中はお坊様や他の巡礼者はじめ、道中出会う他人に対して怒ってはいかんのであるし、これまで私はべつにイヤな思いをしたことなどないのだが、こんなに嬉しい思いをしたのも初めてである。
実に愚かなことに……「慈恩寺は玄奘三蔵サマゆかりの寺」ってことを本日まで知らなんだ!!! 世界でいちばん尊敬する三蔵サマなのに。しかも、どのようにゆかりがあるかというと、なんと「舎利がある」と! 境内の看板を見たとき、正味で腰抜けた。
だいたい「慈恩寺」って名前でピンと来ないのがすでにいかん。久々巡礼モードになったのはよいが、「仏教脳」がひどく鈍っている。
看板を読めば、慈恩寺からちょっとだけ離れたところに霊骨塔なるものがあるという。うううう、時間がないよ行けないよ! 実はこの日、お友達のライブがあることを忘れており、出発直前にそのお友達から「今日だよ今日!」と電話があって初めて気付いた次第で。私の運転技術では、これ以上知らない町をフラフラしてたら確実に間に合わない。
いい。岩槻。遠くない。
「三蔵サマ、もぉもぉもぉもぉほんっとに申し訳ありません!! 後日必ず戻ってまいります<(_・_)>」
慈恩寺で「十句観音経」と「慈恩寺のパンフレット」をいただく。そうだ、十句観音経というのを唱えるんだった。頭からスッポリ抜けていた。次からがんばります。
帰宅後、いただいたパンフレットを読むと、この地に三蔵サマの舎利があるのにはそれなりに事情があったのだ。事情については慈恩寺ホームページ参照。
【データ】
〈交通〉
往路)国道17号線→外環浦和IC─(外環)→川口JCT─(東北道)→岩槻IC
復路)岩槻IC─(東北道)→川口JCT─(外環)→戸田IC→国道17号線
距離と所要時間:往路)約30キロ、40分。復路)約30キロ、40分。
〈交通費〉 ETC休日特別割引適用
往路)外環350円、東北道300円
復路)東北道300円、外環350円
〈諸経費〉
坂東三十三ヶ所霊場用納経帳購入 1700円(キンキラ錦模様)
ご朱印所お納め 400円
お線香50円
お賽銭の金額は露にしない
【リンク】
華林山最上院慈恩寺ホームページ:http://www.jionji.com/
坂東三十三観音霊場公式ホームページ:http://www.bandou.gr.jp/



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